【ヘルスケア関連企業】OTC医薬品を通して人々のセルフケアをサポートする。
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更新日:2月13日
薬学部卒業後の進路
安藤 睦美さん
第一三共ヘルスケア株式会社
マーケティング部
BM第一グループ
ブランドマネジャー

「健康に関わる仕事をしたい」と高校生の時に医療関係の仕事を調べ、病院の薬剤師に興味を持ったことから薬学部に進学した安藤睦美さん。5年次の薬局実習先で、OTC医薬品(OverTheCounter薬局やドラッグストアなどの店頭で買える医薬品)に詳しい薬剤師に出会ったことが転機となった。生活者自身が自分の健康をケアして暮らしを快適にできるOTC医薬品への興味が高まり、大学で学んだ薬学の知識を、セルフケアの推進やサポートに役立てたいと考えたのだ。第一三共ヘルスケア株式会社に入社し、4年間営業を経験した後、5年目の現在はマーケティング部でニキビ治療薬を担当している。
さまざまな部署と協力して製品の企画やプロモーションを行う
マーケティングは、市場調査などを通して人々のニーズを把握したうえで、新製品を企画したり、製品を必要とする人に届けられるように広告戦略を練ったりする仕事だ。同社では、マーケティング部が各製品の中心的存在となり、製品コンセプトの立案、それに沿った製品やパッケージ開発、発売後はプロモーション戦略や製品の改良など一貫して担当する。製品を作る段階では研究・開発の部署と協力してコンセプトの実現を目指し、発売に際しては広告・宣伝の部署とプロモーションや広告内容を話し合う。さらに発売後には営業部署に製品の特徴を伝えるなど、さまざまな部署とともに仕事をする。「多くの人と協力するので、丁寧に接することを心掛けています。薬の専門知識を持っていることは、製品コンセプトを考える時や、プロモーションで製品の特徴を分かりやすく説明する時になど役立っていると感じます」。
さまざまな部署と調整しながらプロジェクトが進む。希望や予定通りに事が進まない場面も多いが、最終的に自分が関わる製品が確実に誰かに届き「この製品に助けられた」などの反応があることは大きなやりがいだ。「調査をしてみると、ニキビに悩んでいても、OTCのニキビ治療薬という選択肢を選んでいない人も多いのです。適切な情報提供によって、ニキビは自分で治療ができるんですよ、と伝えることで、世の中のセルフケア意識の向上に貢献できることもうれしいです」と言う安藤さん。今後マーケティング部で経験を積み、開発段階から関わった製品を世に送り出すことが目標だ。
Profile
安藤 睦美さん
第一三共ヘルスケア株式会社
マーケティング部
BM第一グループ
ブランドマネジャー
2018年薬学部卒業。休日は読書や観劇など、趣味にしっかり時間を使ってリフレッシュ。特に劇団四季の舞台がお気に入り。会社の同期や同僚と仲が良く、食事やイベントに誘い合って出掛けることも多い。